こんにちは!
きつね(@ktn_ktn_3)です。
今回は、現在僕が取得を目指している「エクステリアプランナー」について記事を書きます。

それでは早速行ってみましょう!
エクステリアプランナーとは?
概要
JPEX (日本エクスステリア建設業協会)が制定した民間資格です。
目的は下記。
この資格制度は、エクステリア工事に従事する設計、工事監理の資格を認定して、技術、知識の向上を図るとともに、エクステリア工事に対する信頼性を高め、快適で豊かな住環境や生活環境の向上に寄与することを目的として制定された制度です。
1級と2級の区分があります。
級エクステリアプランナー・・・外構工事全般の設計・工事・監理に関する専門知識も持つ者
2級エクステリアプランナー・・・外構工事全般の設計・工事・監理に関する基本的知識も持つ者
両方とも5年ごとの更新が必要です。
エクステリアプランナーは、
- 街の景観に直結する要素
- 道路に隣接するので、倒壊しない安全な構造が必要
- 外構には建築、土木と分けた専門知識が必要
これらの理由から、どんどん需要が高まる資格だと思ってます。
歴史
エクステリアプランナーは、1996年11月に制定された資格です。

1級・2級が分かれたのはもっと最近の2002年9月。
受験要件
1級エクステリアプランナー
1級エクステリアプランナーを受験できるのは、下記12種類の資格者のみです。
建築コンクリートブロック工事士
1級・2級建築士
木造建築士
1級・2級建築施工管理技士
1級・2級造園施工管理技士
1級・2級土木施工管理技士
給水装置工事主任技術者
2級エクステリアプランナー(3年以上の実務経験が必要)
この時点で狭き門です。
難易度で言えば、エクステリアプランナー以上で国家資格ばかり。
僕はこの内、1級土木施工管理技士を持っています。
2級エクステリアプランナー
資格要件がなく誰でも受験可能です。(未経験でオッケー)
試験の概要、難易度、受験対策
試験の概要
試験は5択の学科試験と製図の実地試験に分かれています。
実地試験内容(実地といっても筆記試験です)
1級:設計図の作成
2級:ゾーニング図の作成

会場は全国の日建学院。
合格率、難易度
1級と2級の合格率(平成30年度)
1級 41.0%
2級 58.3%
合格率からだけ見れば難易度はそこまで高くないです。
だだし、製図が曲者かなと感じてます。

1級に関して合格率が高いのは、業界経験者と知識のある資格者が受けているからかなと。
未経験者にはキツめの内容。
2級は単純に難易度が低い印象です。
受験対策
JPEX (日本エクスステリア建設業協会)が監修している公式テキストがあるので、受験する人は購入必須です。
- エクステリアプランナーハンドブック
- 令和2年度版1級エクステリアプランナー本試験問題と解説←5年分の過去問
- 令和2年度版2級エクステリアプランナー本試験問題と解説←5年分の過去問
書店をまわりましたが、置いてあるところは稀なので最初からネットで購入しましょう。
2冊揃えると意外と高いのでためらうかも・・・
エクステリアプランナーの仕事内容は?
外構の設計・工事・監理全般と広範囲な仕事内容。
会社によって任される範囲が違うので要チェック!
働ける会社の種類を書き出します。
- ハウスメーカー
- 外構
- エクステリア専門店
- 設計事務所
- 独立して自営業
- 職人として建設業全般
独立する場合は、職人+プランナーというパターンが理想です。
1人で全て完結できる強みがあります。

プランをメインでしたい場合は、分業できるくらい規模のある会社に属するのがおすすめです。
エクステリアプランナーのメリット、デメリット
業者側のメリット
受注に有利
外構・エクステリアに特化していることをお客様にアピールできます。
値段も同じくらい、デザインもさほど変わらないならエクステリアプランナーが在籍している会社の方が信頼性が高いです。
転職に有利
上記で触れましたが、エクステリアプランナーを募集する会社(仕事)をもう1度まとめます。
- ハウスメーカー
- 外構・エクステリア専門店
- 設計事務所
- 独立、フリーランス
- 建設業界全般
1級の場合は、受験要件の資格の方が効力が強い気がします・・・
せっかく資格を取るなら外構・エクステリア専門店・設計事務所に絞って探すのがおすすめ。

消費者側のメリット
工事を発注する1つの目安になります。
民間資格のため、必要性・重要性で言えば低い。
裏を返せば、取得するだけエクステリアに対する思いが強いということ。
つなぎや片手間の仕事にされたくないですからね。
発注を考えてる会社でプランナーが在籍しているかチェックしてみて下さい!
信頼できる1つのポイントです。
外構工事で失敗したくない人は下記の記事もおすすめです。
【失敗しないための】外構業者の選び方!【5つのポイント徹底解説】
業者側のデメリット
上記でも触れましたが、何かに必須な資格でないというところが1番のデメリット。
民間資格という地位の低さも気になります。
しかし、実際の仕事に活かせるのならデメリットなんて気にならないはず。

消費者側のデメリット
エクステリアプランナーを持っているからと信頼しすぎてしまうこと。
どの業界にもいると思いますが、資格マニア(資格を持っているけど、仕事できない)の可能性もあるので注意が必要!
現場調査、提案、見積りなどのプロセスも重視しましょう。
最後に・・・
僕は今年1級エクステリアプランナーを受験します。
建設業で働く中で自分が興味を持てた分野「外構・エクステリア」。
好きなことを仕事にできる可能性があることにワクワクしています。
なので、絶対合格したい!!
興味を持ってくれた方がいれば一緒に合格目指して頑張りましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう!
ではではー。