こんにちは!
きつね(@ktn_ktn_3)です。
今回は、本棚に眠っていたこちらの本を読み直したので読書録として記事にします。
『カイジ「命より重い!」お金の話』です。
それでは早速本題へ行ってみましょう!
本の概要
経済ジャーナリスト(当時)木暮太一さんが書かれた本で、サンマーク出版から2013年4月出版されています。
木暮太一さんは、経済に関するビジネス書を多数出している言わば経済のプロ。
現在は、出版コンテンツプロデューサーとして出版・執筆・講演など多方面に活動されているそうです。
マンガ「カイジ」のストーリーと紐付けた内容で、経済・金融の知識の少ない人にも読みやすい本だと思います。
マネーリテラシーを学ぶ入門書と言ったところ。
本の結論
この本の結論は、「お金の知識は自分で勉強し、自分の身を守ろう」ということだと感じました。
もちろん1つ1つの内容も重要ですが、その根本・前提にある考え方は上記。
この考え方がない人は、マネーリテラシーを高めるステージにさえ上がれないと思います。
なんとなく分かってるつもりだった自分の甘い考えを正してくれた、そんな1冊でした。
次に印象に残った部分と理由をまとめていきます。
印象に残った部分2つと理由
①なぜマネーなリテラシーが必要なのか?
本の序盤に書かれてるこの内容が特に重要だと感じました。
まず、お金の知識には以下の4つの種類があるということ。
・稼ぐ
・使う
・貯める
・守る
このバランスが悪いとお金で不幸になると作者は言っています。
例えば、多く稼いで詐欺に会うなどのパターン。
僕の場合は、バランス以前の問題で「守る知識」という概念・意識が全くありませんでした。
「使う知識」は少々意識。
というか、そういう方意外と多いのではないでしょうか?
実際に、書店に行くと「稼ぐ知識」・「貯める知識」に関する本が大部分を締めています。
裏を返せば、そこにウェイトを置いている人が多いということ。
お金に関しては、長所を伸ばすより短所を補う方が不幸になりにくいのではと思います。
なので、4つの知識がマネーリテラシーを構成していることを理解し高めていくことが重要だと思いました。
②自分を守るのは自分の責任
これはあとがき付近の言葉です。
よくある論争で「騙す方と騙される方どちらが悪いか?」というものがありますが、本書では「悪いは2種類ある」と言われています。
それを論争に当てはめると「騙す方が悪い」が、「自分も悪い」ということ。
少し解説すると、騙す方の悪いは善悪の悪、「自分も悪い」は言い換えると「自分の責任」と解釈できます。

前の話も踏まえて考えると、「守る知識」が知識がないのは自分の責任と言うことです。
自分を守るのは自分の責任。
「誰も助けてはくれない!」くらいの意気込みでいたいです。
アクションプラン、実際に行動
今までの内容を踏まえ、僕が考えたアクションプランはこちら。
「身の回りのお金について自分で手を動かし考える。」
いくつか例を挙げておきます。
・自分の給与明細を理解する
←給与は手取りに意識が行きがち
・今自分が利用してるローンの利率と返済プロセスを理解する
←あとどれくらいで返し切るかに意識がいきがち
・加入している保険の内容で理解していない部分を失くす
←流されてとか付き合いで契約の場合、このパターンが多そう
初歩的だけれど、意外とないがしろにされている内容ばかりです。
自分で計算し、理解することが大事だと感じました。
そして、分からないことは徹底的に調べること。
自分から学びに行かないとマネーリテラシーは高められない!
まとめ
お金については自分で勉強し、自分の身は自分で守る!
いままでお金に対してこれと言って勉強してこなかった自分にとっては、目を覚ましてくれるような内容の本でした。
分かったつもりではなく、自分で手を動かし身につけて行きたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう!
ではでは!
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