「土木、仕事」でGoogle検索したら関連キーワードで「土木作業員、クズ」って出てきたよ・・・【ひどすぎる】

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こんにちは!

土木屋のきつね(@ktn_ktn_3)です。

 

先日、ふと土木の仕事に関してもブログで情報発信していきたいなと思って「土木、仕事」でGoogle検索したら、こんな関連キーワードが出てきました。

「土木作業員、クズ」・・・

なかなかパンチの効いたひどい言葉ですな・・・

しかもこれが関連キーワードに出てくるなんて・・・・・

携わってる身としてはショック受けるわ!!

 

そんなショッキングな出来事があったので、「なぜ土木業界の印象がここまで悪いのか?」「土木業界の印象を良くするためにはどうしたらいいのか?」を考えてみることにしました。

今回はその内容をまとめて記事にします。

 

それでは早速行ってみましょう!

 

まず「土木作業員、クズ」で出てきた記事を読んでみます。

 

まあ、想像はしていましたけどひどい言われ様ですね・・・(笑)

 

軽くまとめてみると・・・

・エラそう

・態度が悪い

・口が悪い

・学歴がない

・ガラが悪い

・底辺

・DQN

・ヤンキー

・チンピラ

 

なかなかここまで言われる業種は他にはないんじゃないかな?

 

目次

なぜ土木業界の印象がここまで悪いのか?

就労人口から考える原因

2017年の労働政策研究・研修機構調べによると、全産業の就労人口6530万人の内、建設業は498万人で7.6%の割合です。

卸売業、製造業、医療・福祉に続いて4番目に人口の多い業種となっています。

人口が多いということは、自然と印象を悪くする人の割合も増えてくるでしょう。

 

報道の仕方から考える原因

「土木作業員の~が公務執行妨害により現行犯逮捕されました。」みたいなフレーズをニュースでよく耳にします。

僕が言いたいのは、「確かに建設業に従事しているが、本当に土木業なのか?」ということです。

建設業を業種ごとに分類すると全29業種あります。

土木はその中の1業種に過ぎません。

「配管工や電工も鉄筋工、型枠工、解体工、鳶など外仕事が土木作業員にくくられてしまっているんじゃないか?」ということです。

「配管工の~がとか、鉄筋工の~が」ってあまり耳にしませんよね?

土木でない人も一緒にくくられてるとすれば、土木の印象が悪くなる確率が上がってしまうでしょう。

 

敷居の低さから考える原因

土木に限らず建設業は慢性的な人手不足です。

業界の高齢化が進んでいるという問題もあります。

体1つで資格もなく始められ、年齢も問わず、簡単な面接程度で入社できる会社も数多くあります。

仕事を始める時点でふるいにかけられないので、質の悪い人材が業界に参入してくる確率が高いのが1つの原因だと思います。

もちろん質のいい人も入ってくるので、その辺は経営者の人を見る目と悪い人は面接の時点で断るということが重要でしょう。

 

実際に質の悪い人がいる現実

必要以上に印象が悪くなる原因はあれど、実際に質の悪い人もいるのが現実です。

こればかりは言い訳できません。

「土木作業員、クズ」で出てきた記事の内容に当てはまってしまう人もいるということです。

それらの記事には出てきませんでしたが、喫煙のマナーの悪さやあおり運転、犯罪行為なども実際にあると思います。

しかし、土木業界自体が悪いわけではありません。

いい人だって数えきれないほどいます。

そういう人達の足を引っ張るようなら、引退してもらった方が業界のためです!さようなら!

 

土木業界の印象をよくするにはどうしたらいいのか?

 

正直絶対数の多い業界なので、印象をよくする特効薬はないと思います。

できることは自分の身の回りから少しずつ変えていくこと。

これに限ります。

では実際どうすればいいのかと言うと・・・

 

① 土木という仕事に誇りを持つ。

誰だって自分の仕事を悪く言われるのっていやですよね!

誇りを持つ・客観的に見られても誇れる仕事という意識が働けば、自然と印象を悪くする行動が減っていくでしょう。

道路や河川など生活に欠かせないインフラ整備をしている業種ですよ!

もっと誇りを持っていい業種のはずです。

 

② 印象が悪い業界だということを自覚する。

今現在悪いということは、良くなる余地がまだまだあるということです。

印象が悪いということを自覚できれば、よくなる方向に行動できるはず。

これを自覚していない、もしくは考えたことがないというが多いのではないでしょうか?

僕もブログを書いていなければ、こういったことを考える機会がなかったと思うくらいです。

この考えにたどり着く人が増えていけば、業界の印象は少しずつですがよくなっていくでしょう。

 

③ ①+②を理解した人が身近な人に伝えていく。

新人であったり、経験が浅い人が上司や親方に影響を与えることは難しいでしょう。

ということは、経営者であったり経験豊富な人が①と②の内容を理解し身近に伝えていくということです。

それが次、そのまた次の世代へと受け継がれれば業界の印象は確実によくなっていくと思ってます。

 

まとめ

土木の印象は必要以上に悪いと思います。

実際に悪い人もいますが、いい人もたくさんいます。

携わっている身としては本当に悔しいこと。

 

土木業界の印象をよくするには、身近なところから変えていくしかいないと思ってます。

影響を与えやすい上の世代の人達が、土木に誇りを持ち、印象の悪い業界だということを自覚し、次世代に伝えていく。

どこの誰かもわからないやつにクズなんて言われないために!!

 

僕は引き続き土木を頑張っていきます。

今回の記事を読んで土木に興味が少しでも湧いた人は関連記事もどうぞ!

 

関連記事:土木屋さんの腰道具の中身公開!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

また次の記事でお会いしましょう!

ではではー。

 

 

 

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この記事を書いた人

きつね。

30歳。

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