【土木屋の腰道具】中身の道具を細かく紹介!【全15種】

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こんにちは!

土木屋のきつね(@ktn_ktn_3)です。

 

僕が土木業界に入ったのは、20歳の時で早10年。

専門学校を卒業して地元の建設会社に就職しました。

右も左もわからなかったあの頃を思い出すと、本当に懐かしい。

道具とか機械の名前を必死に覚えてましたね!

あとひたすら図面とにらめっこ。

 

そんな頃に先輩に用意してもらったマイ腰道具。

※会社によっては、実費や給料天引きで用意する場合もあります。

使用頻度の高い道具を持ち運び、作業を効率よく進めるための腰道具なので、当然業種によって中身が違ってきます。

 

今回の記事は、土木屋さんの腰道具の中身を公開します!

※土木は仕事の幅が広いため、会社の仕事内容によって違いはでてきます。

 

これから土木の業界に入る方の参考になればうれしいです。

 

それでは本題へいってみます!

 

基本的な道具、必需品、使用頻度の高い道具

腰袋・ベルト

 

 

腰道具を入れるための本体の袋です。

3段ポケットになっていて、横に小さいポケットが付いているタイプが主流な印象。

僕もこのタイプを使ってます。

商品名に電工と入ってますが、業種問わずこのタイプを使っている人が多いです。

 

ベルトが付属している商品と付属していない商品があります。

最初は付属している方が、初期の出費を抑えられるでしょう。

僕自身は、ワンタッチ式のベルトを別購入しました。

 

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ハンマー(釘抜き付き)

 

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釘を打ったり、抜いたりできるハンマーです。

最近のものは、横向きでも打てるのが主流です。

柄の部分は、グラスファイバーや木・スチールのタイプがありますが、木のタイプが比較的高価です。

土木の仕事は、名前の通り「木」を使う仕事が多いですから、釘を打つハンマーは必需品です!

水平器

 

 

 

水平や垂直を確認できる道具です。

構造物を正確な寸法・位置で作る工程に欠かせない道具です。

長さが様々ありますが、腰袋に入れて持ち運ぶので300mmががさばらずちょうどいいです。

あと、気泡の両側に基準の線が入っていますが、これが多いほど精度が高いです。

試しに100均の水平器を見ると分かりますが、線が1本。

これでは現場で使える精度ではないです。

最低2本または3本ですね!(3本以上の水平器は見たことありません。)

 

DIYで使うならもう少し小さいサイズでもオッケー!

 

のこぎり

 

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木材を切ったり、掘削作業の障害となる木の根っこを切ったりと万能です。

持ち手がゴムになっていて、刃の部分が交換できるタイプが主流です。

メーカーで言うと、「ゴムボーイ」が人気ありますね。

僕も他のメーカーに浮気しましたが、結局戻ってきました。

「ゴムボーイ」最高。

長さは210mmがおすすめです。

これもまた、「木」に対して使う道具です。

番線カッター

 

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番線と呼ばれる鉄線を切るための道具です。

土木の仕事では看板を縛ったり、材料や道具を縛ったりと番線の使用頻度は高いです。

番線カッターがないとお話になりません。

オールステンレスのタイプがサビに強くおすすめ!

ラチェット(シノ付き)

 

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次は、ラチェット(シノ付き)です。

シノの部分は、主に番線を縛るために使います。

真っ直ぐなタイプと曲がっているタイプがあるので、

それと同時に、反対側ではボルトが締められる1つ2役の優れものです。

ボルトは、表裏で2サイズが締められるようにできています。(両口)

主流なサイズは、21mmと17mmか21mmと19mmですが、僕は21mmと17mmを使ってます。

単管パイプを固定する金具(クランプ)が、ほとんど17mmだからです。

 

工具

 

目次

あったらいいな、グレードアップ的道具

スケール(コンベックス)

 

 

寸法を測る仕事には欠かせない道具ですが、腰袋に取付けないで単体で持ち運ぶ人が多いです。

腰道具は使わないけど、スケールは使うという状況が多いためです。

腰道具も意外と重たく、長い時間付けてると疲れますしね。

単体用と腰袋用で2つ持っている人もたまに見かけますが、最初は必要ないでしょう。

腰当て(腰ベルト)

 

 

腰道具を長時間付けていないといけない状況だと、とにかく腰が疲れます。

それを解消するための腰当てです。

1回使ったらやみつきになりますよ!

全然疲労感が違ってきます。

ハンマー差し

 

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腰袋の一番大きいポケットにいくつも道具を入れるので、T字型のハンマーが取出しにくくなります。

使いたいときにすぐ取り出せないので、すごくストレスになりますよね!

それなので、僕はハンマーだけは袋に入れず、ハンマー差しを増設して使ってます。

これがすごく快適で作業効率もよくなります。

安全帯

 

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安全帯は高所からの転落防止のための道具です。

しかし、入る現場によって高所作業しない人も必ず着用という場合があるので、常に取り付けている人も見かけます。

僕は、重くなっていくのが嫌なので必要な時だけ取り付けるようにしています。

基本高所作業はしない職種です。

 

建設業界全体は、1丁掛け→2丁掛け→フルハーネス式の流れになってきています。

 

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鉄筋ハッカー

 

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鉄筋同士を固定するための結束線(針金みたいな物)を縛る道具。

クルクルっと回して縛ります。

鉄筋工事の場合は必須な道具です。

他の道具では代用が効きません。

 

少し高価になりますが、ベアリングが入っているタイプの方が使いやすいです。

長く使う道具なので、初期投資しておいて損はないです。

 

カッターナイフ

 

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梱包の段ボールを切ったり、シートを切ったりします。

カッターはあまりがさばらないので、常備でもいけるかな。

文具コーナーの細いカッターではなく、特大〜大サイズの物がいいです。

硬いものを切る場合、細いカッターでは太刀打ちできません。

タイプがねじ式とオートロック式の2種類ありますが、断然オートロック式がおすすめ!

落下防止チェーン(ワイヤー)

 

 

高所作業時に道具が落下するのを防ぐチェーンです。

また、腰袋・ベルトにつないでおく事で道具の紛失も防げます。

 

付けすぎると逆に作業がしづらくなるのでほどほどにしましょう。(笑)

 

まとめ

今回紹介した道具が全てではありません。

 

会社の業務内容によっても変わりますし、人それぞれです。

最初は基本的な道具を揃え、使いながらアレンジしていくのがいいと思います。

自分で工夫安全で効率的に作業が進められるようにしてみて下さい。

 

道具集めにハマるとおもしろいですよ!

長く大切に使えば愛着もわいてきます。

 

これから土木の業界に入る人の参考になれればうれしいです。

 

話は変わりますが、こんな関連記事も書いています。

 

関連記事:「土木、仕事」でGoogle検索したら関連キーワードで「土木作業員、クズ」って出てきたよ・・・【ひどすぎ】

土木は世間の評価が悪い業界であります。

関連記事内で現状と対策について書いています。

興味のある方はぜひ読んでみて下さい!

 

関連記事:【土木現場監督】必須アイテムをまとめて紹介!【おすすめ7選】

こちらは道具関連の記事です。

土木の現場監督に焦点を当てています。

興味のある人は、本記事と合わせて読んでください!

 

それでは、今回の記事はこの辺で終わります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

また次の記事でお会いしましょう!

ではではー。

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この記事を書いた人

きつね。

30歳。

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